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アラキドン酸と微生物

アラキドン酸は必須脂肪酸として健康には欠かすことができません。
アラキドン酸は牛肉に多く含まれており、一日に一度何らかの形でそれらを摂取することができれば、十分な量を取り入れることができると言われています。
とはいえ、このように不可欠な成分でありながら、過剰摂取してしまうとアレルギーの原因ともなり、元々アレルギー体質の方は摂取を控えるようにと指示されてしまうこともあるのです。
そこで登場した画期的なもの、それが微生物です。

微生物がどうして関係するのかと不思議に思われるかもしれませんが、近年の研究の結果微生物を使ってこのアラキドン酸を生産することが可能になったのです。
この事のどこが画期的なのでしょうか。
今までは卵などを食べることでしか摂取できませんでしたので、そうした食品の他の成分にアレルギー反応が出てしまう方は摂取不足になりがちでした。
極端にいうと、脳の活性化に不可欠で、血行促進にも欠かすことのできない必須脂肪酸であることを知りながら、摂取することができないという状態です。
つまり、健康に良くないことを知りながら黙ってみているしかありませんでした。
ところが微生物を利用して「発酵油脂」を作ることにより、アラキドン酸をコントロールしながら生産することが可能になったのです。
そのため、食品にアラキドン酸だけを添加することが可能になりましたので、アレルギー体質の方は食べられる食品にアラキドン酸を含めるだけで摂取できるようになりました。
また、工場での管理による生産ですので品質管理も容易に行えるようになり、サプリとして利用されるようにもなりました。
つまり、微生物との協力によって、だれでも適量のアラキドン酸を摂取できるようになったのです。

まだまだ微生物とアラキドン酸の関係は研究が続いています。
今後さらに研究が進めば、アラキドン酸の過剰摂取を予防しつつ、どんな体調であっても問題なく摂取できるような時代が来るかもしれません。